2005年 11月 27日
センス・オブ・ワンダー
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北海道の大地では、窓の外は白い風景となり、
大気の透明感が日に日に強くなってきています。
皆様のところではいかがでしょうか。
南北に長い日本では、冬の気配もさまざまでしょうね。
それでも、そろそろ焚き火が愛しくなってきませんか。
炎には人を惹きつけてやまない魅力があります。
揺らめく炎を見ているとゆったりとした時を過せると感じた事はありませんか?
最近、焚き火をして、炎を見るという行為は、ちょっとした時間旅行なのかな。
と思うようになりました。
燃やす薪や石炭などは、元をたどれば、すべて植物。
その植物が成長するために必要なのは「光」。
地球の大地に降り注いだ「光」が、光合成というしくみで姿を変え、植物の体となり、時を経て、燃える事により再び「光」に還っていく。
その「光」は、若い枝だった去年のものかも知れませんし、石炭となった遥か3億年もの年月を経て来た「光」かも知れません。
遥かなる時を経て、「光」はいつしか「光」に還る。
炎の揺らめきの中にその「時」と「輪廻」を感じるとき、驚異の念が広がります。
私達の周りの自然には、このようなうれしい驚きと感動がいっぱいです。
そんな感覚こそが「センス・オブ・ワンダー」。
レイチェル・カーソンが遺した珠玉の宝石のような短編「センス・オブ・ワンダー」には、自然に対する驚きと喜びが満ち溢れています。
澄み切った静寂の世界を迎えるであろう季節の中で、あなたの「センス・オブ・ワンダー」を探してみませんか。
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明日、明後日と更新をお休みさせていただきます。
あっ、どこかに行くとか、いうわけではないのですが…
事務所を冬バージョンに模様替えしますので、ちょっとバタバタするだけです…^^;
by rera-pilika
| 2005-11-27 16:38
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